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教官紹介

気象大学校 教官紹介
事項 詳細
氏名 北畠 尚子/KITABATAKE Naoko
職名 講師
専門分野 総観気象学、台風
担当授業科目 気象解析予測論U(4年)、気象力学U(3年)、気象力学T(2年)、気象基礎演習U(2年)、気象基礎演習T(1年)
主要経歴
  • 気象大学校 教授(2016年〜2022年)
  • 気象研究所 台風研究部(1997年〜2016年)
  • 気象大学校長表彰「総観気象学の教科書作成等を通じた職員の予報技術向上に関する功績」(2021年)
出身校・学位等 博士(理学)(東京大学)
主要著作
  • 北畠尚子, 牧野眞一, 岩下裕二, 伊藤享洋, 加藤輝之, 2022: 2020年7月3〜4日の熊本県の大雨に対する総観場の影響, 天気, 69, 87-99
  • 北畠尚子, 津口裕茂, 加藤輝之, 2017: 平成27年9月関東・東北豪雨に対する環境場の総観規模の流れの影響., 天気, 64, 887-889
  • Kitabatake, N., 2011: Climatology of extratropical transition of tropical cyclones in the western North Pacific, J. Meteor. Soc. Japan, 89, 309-325
過去の卒研課題 総観規模の前線の3次元的構造に関する事例解析、台風の遠隔の影響により生じる強雨に関する研究、線状降水帯の自動検出に関する研究、ほか
ひとことメッセージ
  • 受験生の皆さんへ: 日本では中緯度と熱帯の両方の気象現象(低気圧・前線・台風など)が影響し、ときに大きな気象災害が発生します。一部の気象現象はコンピュータによってかなり精度良く予報できるようになってきましたが、それがなぜ起こったかを説明し防災に有効に役立てるには、広範な知識と理解が必要です。入学を目指す学生の皆さんには様々な現象に興味を持って取り組むことを期待します。
  • 気象庁職員として: 一般に研究者は自分のテーマに沿った内容の研究を行いますが、気象庁で天気予報を出す場合などはどんな現象でも対応しなければならない難しさはあります。しかしそれによって新たな発見もありうると思っています。
その他 上記以外の論文・出版物等については以下のページを参照してください。
https://sites.google.com/view/nkitabatake/home
https://researchmap.jp/nkitabatake/
気象庁から「総観気象学」基礎編・応用編(2019年)及び理論編(2022年)が発行されました。

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